習癖のあるお口の中の状態とは?

習癖のあるお口の中の状態とは?

女性の患者様でご自身の歯列不正が気になることもあると思います。それらは、小さいときにある癖によってがたつきが増加した可能性があります。本日は、表側矯正、裏側矯正装置(インコグニート)、マウスピース矯正装置(インビザラインとアクアシステム)を始められる患者様に矯正治療のにおける口腔習癖について名古屋ステーション歯科・矯正歯科、院長伊藤がお伝えしていきます。

口腔習癖(お口の中の癖)とは

歯並びががたつく原因は色々なことが挙げられますが、今回は習癖(習慣的に行っているお口の中の癖)についてお話しさせて頂きます。お子さまが指しゃぶりをしているのを見かけたことありませんか?これは乳児の90%が指しゃぶりを行っているからです。乳児期には生理的に行う行動だといえるでしょう。次第に3~4歳くらいにかけて自然に指しゃぶりは減っていきます。そのまま指しゃぶりを続けてしまうとその頻度・時間・強度によっては不正咬合をもたらしてしまいます。上顎の前歯は唇側に押され、前歯部は開口(上の前歯と下の前歯が当たらない状態)となり上顎歯列の狭窄(上の歯の歯列が狭くなる)と交叉咬合(ずれた噛み合わせ)が生じやすくなってしまいます。

他にも、舌突出癖…上下前歯の間に舌を突き出す癖。開口などが起こる事があります。

吸唇癖…唇を吸う癖。特に下唇を吸う事が多く、上顎前歯の唇側傾斜・下顎前歯の舌側傾斜・開口などが起こる事があります。

口呼吸…口で息をするため常に口を開け、筋肉のバランスが崩れ開口・上顎前突(出っ歯)などが生じやすくなります。

習癖があるお口への対処法

前述にてお話しさせて頂いた指しゃぶりは年齢と共に減っていきます。が、しかし適齢期を過ぎても指しゃぶりをしている場合は、やめさせる必要があります。それによりがたつきは防止することができます。方法は色々挙げられます。例えば指に絆創膏をまいたり、舐めると苦いマニキュアを塗ったりなどがあります。舌突出癖・吸唇癖・口呼吸共に一番の対処法は本人が意識して癖をなくす必要性があります。口呼吸に関しては、アレルギー性鼻炎など鼻咽腔疾患が考えられる場合がありますので、耳鼻咽喉科での処置も必要になる可能性がございます。

当院のご対応

口腔習癖がある患者様は、小さいお子様が多く、習癖を治して頂き、矯正器具を装着等させていただきますと、矯正終了時は中学生や高校生の患者様も少なくありません。矯正治療が終了いたしましても、顎の成長や親知らずの萌出などで後戻りが起きる可能性もあります。しっかりと保定装置(後戻り防止の為)をご使用いただけるよう定期的に保定装置のご確認並びにレントゲンなどをお取りさせて頂いたりして親知らずなどの成長状態の確認など、フォローさせて頂いております。口腔習癖により歯のがたつきが生じた患者様など矯正治療により、歯列不正の改善などお手伝いさせて頂いております。

今後とも患者様にご通院しやすいクリニック環境作りに努めてまいります。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

 

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