マウスピース矯正治療のデメリット
成人矯正治療においてマウスピース矯正歯科治療は、目立ちにくい透明なプラスチック製の装置を用いて治療をすすめていきます。
当院におきましても女性の患者様へ治療法の選択の1つとして好評を頂いております。
その一方でデメリットも多く存在することはご存知でしょうか。
治療過程での失敗を防ぐためにも、治療開始前に知っていただきたいマウスピース矯正のデメリットについて、今回はご説明いたします。
マウスピース矯正歯科治療のデメリット
〇使用時間：平均20時間以上/日
もしワイヤー矯正であれば、治療中に装置を撤去することはできません。したがって患者様の症状にもより異なりますが、治療期間中は常に歯が動き続けてくれます。一方で、マウスピース矯正は、患者様により装置を外せてしますため未装着の時間帯が必ず発生いたします。
☞お食事・歯磨き以外の際は常に装着を心がけてください。
〇重度の症状には選択できない場合がある
目立ちにくいメリットを有するマウスピース矯正ではありますが、外科手術を伴う症例・重度叢生（抜歯症例）等は歯を動かす移動量の観点より選択ができない場合があります。
☞ワイヤー矯正単独又はワイヤーを併用してのマウスピース矯正治療方針の説明も事前に把握しておくことをご推奨いたします。
〇自己管理が大切！
マウスピースは透明なため、外出時に紛失・破損があると治療がストップしてしまいます！その際には再作製を行うため、追加でお時間・ご費用が発生するリスクがあります。
☞持ち歩く際には、必ずケースにしまって保管してください。もし紛失しまわれた際には、早めのご連絡をお願いいたします。
〇歯を削って動かす場合もある
非抜歯症例には有効的なマウスピース矯正ですが、歯を動かすために歯を削り（以下：IPR）、移動量を確保したのちに治療を行うことは治療計画の一部として組み込まれやすくなっております。
⇒非抜歯矯正での適応と判断され、IPRが必要な場合は最小値にとどめ、奥歯の後方移動等も視野にいれますが、症例にもより困難な場合もございます。担当医の先生との治療計画を把握して治療に挑みましょう。
デメリットを把握してマウスピース矯正
症例によっては選択が困難な場合を除いては、マウスピース矯正でのメリットも多くあることも同時に挙げられます。
矯正装置のデメリットを理解することで治療を円滑にすすめる事ができれば患者様にとっては治療期間を予定通りにすすめるのではないでしょうか。当院では、表側矯正・裏側矯正・マウスピース矯正等のラインナップから、患者様のご症状・ご希望に応じた治療のご提案をさせて頂いております。
当院のスタッフは全員が矯正治療経験者ですので、上記以外でも治療に際しましてご不安やご不明な点などございましたら診察時にお気軽にお問い合わせください。
今後も引き続き、女性の患者様によりご通院しやすいクリニックを目指してまいります。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にスタッフまで声をおかけください。
名古屋ステーション⻭科・矯正⻭科について
名古屋駅（名駅）より徒歩 1 分。好アクセスのため、愛知県、三重県や岐阜県などの東海地方の患者様にもご来院頂いております。
住所：〒450-0002
名古屋市中村区名駅4丁目６－２３ 第三堀内ビル13階
TEL：0120-946-818
Email：nagoyasta.dc@gmail.com
公式WEBサイト：https:/www.nagoya-station-orthodontic.com
InstagramもUpしております。是⾮folloｗの応援、宜しくお願いいたします ！
監修者情報
伊藤竜也（いとう たつや）
名古屋ステーション歯科・矯正歯科 院長
南山高校卒業後、愛知学院大学歯学部入学、卒業後に三重大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局、同医局員および麻酔科研修を経てその後、名古屋市内の矯正歯科へ勤務。
日本矯正学会・日本口腔外科学会・日本口腔科学会に所属し、成人矯正歯科治療を中心とした矯正治療に精進する。現在、名古屋駅にある第三堀内ビル女性医療モール内に成人矯正治療専門の矯正歯科クリニックを開院し、日々歯並びでお悩みの女性の患者様に症状に合わせた矯正治療だけでなく、審美性（裏側矯正・マウスピース矯正）に優れた矯正治療を行っている。