マウスピース矯正治療中のお食事について

マウスピース矯正治療中のお食事について

成人矯正歯科治療においてマウスピース矯正歯科治療(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置;インビザライン)は、透明なプラスチック製の装置を用いて行います。自由に取り外しができる為、当院におきましても女性の患者様へご選択して頂く矯正装置の一つとしてご提案をさせて頂いております。本日は、マウスピース矯正矯正治療中にお悩みが多い”食生活”についてお伝えします。

マウスピース矯正治療中におすすめのお食事

マウスピース矯正歯科治療において、患者様のご症状・治療内容(抜歯又は非抜歯等)によってもお食事の内容は様々です。しかし、矯正装置を使用開始直後ですと、ワイヤー矯正治療と同様に、柔らかいお食事(おかゆ・お豆腐・スープ・ヨーグルト・ゼリー等)がおすすめです。

また、お友達とのお食事会等で、食べにくいお料理が出てきてしまった場合、細かく分割し、ゆっくりと咀嚼して矯正加療中に動かしている歯に極力、負担を少なくしてあげてください。

(※矯正抜歯治療を行った患者様は、抜歯直後数日はお食事の内容によっては抜歯後出血及び抜歯後感染を起こす可能性があるため、硬い食べ物はなるべく控えて頂くことを推奨します。3~4日で上皮化(抜歯した穴に歯茎の再生)が起こるまでは柔らかいものをお食事いただくか、抜歯した反対側でのお食事をおすすめします。)

マウスピース矯正治療中に控えた方がいい食事

マウスピース矯正治療中は装置をお口の中から撤去して頂きお食事を楽しんでいただきます。

(※お水などは、マウスピース矯正装置の着色・変形はありませんのでそのまま飲水して頂くことは可能です。)

こちらもワイヤー矯正装置の場合と近似してしまいますが、固形物(野菜・お肉・煎餅・フランスパン等)、粘着物(ガム・おもち・麺類等)・過度な着色物(お菓子・イカ墨・カレー等)は、控える事をおすすめします。

食事後の口腔内清掃(歯ブラシ・歯間ブラシ・含嗽等)を怠ると虫歯・着色のリスクが発生します。また、マウスピース矯正装置を装着したまま、暖かいもの(お茶・コーヒー等)を飲まれますと、装置が変形する可能性があります。

外すことができるという利点がある一方で、食事の内容によっては虫歯・着色等、歯に負担をかけるリスクもあります。食後は必ず歯磨きを早々に行った後、マウスピース矯正装置を再装着することを推奨します。

また、マウスピース矯正歯科治療時、患者様の奥歯の溝・歯と歯茎の境目及びアタッチメント(インビザライン治療時;歯に付着している白い突起)に食事後の磨き残しがありますと、虫歯や歯周炎になってしまいます。同部治療後、矯正治療中のマウスピースの型が変わってしまい、装置再作製となった場合は治療が延長される可能性があります。

マウスピース矯正治療の患者様に限らず、矯正治療中における食後の口腔内清掃はご協力いただけますと幸いです。

当院のスタッフは全員が矯正治療経験者ですので、上記以外でもお食事に対してご不明な点などございましたら、診察時にお気軽にお問い合わせください。

今後も引き続き、女性の患者様によりご通院しやすいクリニックを目指してまいります。ご不明な点等ございましたら、お気軽にスタッフまで声をおかけください。

 

 

名古屋ステーション⻭科・矯正⻭科について

名古屋駅(名駅)より徒歩 1 分。好アクセスのため、愛知県、三重県や岐阜県などの東海地方の患者様にもご来院頂いております。

住所:〒450-0002
名古屋市中村区名駅4丁目6-23 第三堀内ビル13階

TEL:0120-946-818

Email:nagoyasta.dc@gmail.com

WEB:https:/www.nagoya-station-orthodontic.com

InstagramもUpしております。是⾮followの応援、宜しくお願いいたします !

 https://www.instagram.com/nagoyasta.ortho/?hl=ja

 

監修者情報

伊藤竜也(いとう たつや) 

名古屋ステーション歯科・矯正歯科 院長

南山高校卒業後、愛知学院大学歯学部入学、卒業後に三重大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局、同医局員および麻酔科研修を経てその後、名古屋市内の矯正歯科へ勤務。

日本矯正学会・日本口腔外科学会・日本口腔科学会に所属し、成人矯正歯科治療を中心とした矯正治療に精進する。現在、名古屋駅にある第三堀内ビル女性医療モール内に成人矯正治療専門の矯正歯科クリニックを開院し、日々歯並びでお悩みの女性の患者様に症状に合わせた矯正治療だけでなく、審美性(裏側矯正・マウスピース矯正)に優れた矯正治療を行っている。

院長紹介ページはこちら☞

 

戻る