矯正治療による口腔乾燥について

矯正治療による口腔乾燥について

肌寒くなる季節が近づき、乾燥肌にお気をつけて見える方も多くおみえかと思います。乾燥する時期になりますと、患者様からもお口の中が少し乾燥しますとご質問を頂く事がございます。本日は動的矯正治療中における口腔乾燥についてお話しさせていただきます。

 

口が乾燥してしまう原因

ご症状にもより異なりますが、矯正器具を装着後、お口の中の乾燥が気になるという症状が出てくる方がおみえです。理由としまして、矯正装置(表側矯正:ワイヤーブラケット マウスピース矯正:アライナーの厚み)等などが、お口の開閉時などに唇に引っかかってしまうため、閉じにくくなったり、自然と口が開きがちになってしまうことに起因して、口腔内の水分を蒸発させ、乾燥に繋がる原因と考えられます。(※矯正装置に限らず、加齢的な変化により唾液減少等の原因などもございます。)

 

矯正治療中の口腔乾燥によるリスク

お口の中の乾燥状態が継続しますと、唾液による自浄作用(細菌・食べ残しを歯に停滞させずに洗い流す)・抗菌作用(歯周炎・虫歯にさせない)・消化作用(食後の消化をしやすいように食べたものを分解)等がなくなり、水分がなくなるだけでなく、矯正治療中の患者様のお口の中は、様々なリスク(虫歯・歯周炎等)に侵されることが予想されます。

 

当院のご対応

当院のご対応といたしまして、季節の環境にもよりますが、簡易的に防げる内容としまして、外出時にはマスクの着用をおすすめしております。マスクをすることで口の中の湿度が保たれ乾燥を防ぐことができます。その他にも、室内におみえの際には、こまめに水分を摂取することでも口の中の乾燥は防げます。

しかし、飲酒やコーヒーは逆に利尿作用にために、すぐに体外へ排出されてしまったり着色の危険もございますので、可能であれば飲水をご推奨させていただいております。

また、口腔乾燥のため磨き残しがありますと虫歯のリスクも高くなります。必ず毎食後の清掃もこまめにしていただけるよう指導させて頂いております。今後とも多くの女性の患者様にご通院頂きやすいクリニック環境を目指してまいります。

 

名古屋ステーション⻭科・矯正⻭科について

名古屋駅(名駅)より徒歩 1 分。好アクセスのため、愛知県、三重県や岐阜県などの東海地方の患者様にもご来院頂いております。

住所:〒450-0002
名古屋市中村区名駅4丁目6-23 第三堀内ビル13階

TEL:0120-946-818

Email:nagoyasta.dc@gmail.com

WEB:https:/www.nagoya-station-orthodontic.com

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監修者情報

伊藤竜也(いとう たつや) 

名古屋ステーション歯科・矯正歯科 院長

南山高校卒業後、愛知学院大学歯学部入学、卒業後に三重大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局、同医局員および麻酔科研修を経てその後、名古屋市内の矯正歯科へ勤務。

日本矯正学会・日本口腔外科学会・日本口腔科学会に所属し、成人矯正歯科治療を中心とした矯正治療に精進する。現在、名古屋駅にある第三堀内ビル女性医療モール内に成人矯正治療専門の矯正歯科クリニックを開院し、日々歯並びでお悩みの女性の患者様に症状に合わせた矯正治療だけでなく、審美性(裏側矯正・マウスピース矯正)に優れた矯正治療を行っている。

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